紅茶を上手く淹れる方法を再び検証してみた

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前回までのあらすじ

良い機会だったので紅茶を茶葉から淹れることに初めて挑戦した。結果は惨敗。お世辞にも美味しいと言える紅茶を淹れることは出来なかった。それから、筋トレや四大行にひたすらに取り組んだわけではないが、様々な淹れ方を試して、「美味しい」と思える紅茶に少なからず近づいた。

初めて茶葉から淹れた紅茶のお話
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惨敗してからの修行(PDCA)
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お湯の注ぎ方を改善

引き続き、アールグレイの抽出に挑戦。かなり安定して近しい味を引き出せるようになってきた。空気が適量に含有した時の「ドボボ」という様な音が感覚で分かるようになった(気がする)。あとティーポッドにお湯を注ぐ時は少し円を描く様に淹れることでジャンピングが発生しやすくなる率が高いことにも気づいた。上記の淹れ方を固定して連続して取り組み、近しい味を再現出来るかを検証した。

1日目

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円を描く様にお湯を注いで1分程度。明らかに色が濃い上にジャンピングも発生している

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3分程度経過。まだジャンピングが発生している

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5分程度経過。良い感じの濃さに

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コップに注いだ様子

感想

素直に美味しいと思う。味も濃くて香りも強い。ブレンドティーではあるが十分、ストレートティーで楽しむことが出来る

2日目

同じ味を再現出来る様に取り組む

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注いだ直後の様子。すでに色が初めて紅茶を淹れた時よりも濃い

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3分程度経過。ナイスジャンピング

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5分程度経過。昨日と同じ様な状態になった

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コップに注いだ様子

感想

上手い。違和感がないのでそういうことだろうと納得。昨日の味をほぼ再現出来ていると評価出来る。アールグレイに関してはかなり安定して淹れる事が出来るようになった

違う茶葉に挑戦

地元のスーパーでたまたま「アッサムブレンド」という茶葉を発見。アッサムはインド北東部のアッサム地方で収穫されるのでアッサムという名前だそうだが、これはブログを書いている時にインプットした後入れの知識。購入当時は「お、茶葉あるやん、買っとこ」と何の判断基準もなしに購入した。せっかくなので、違う茶葉にも挑戦してみた

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地元のスーパーで発見し購入。330円ぐらいだった。安いね

何の考えもなしにいつもと同じ様にスプーンに気持ち多めで2杯で5分程度、抽出してみる
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1分程度経過。アールグレイに比べるとジャンピングが弱い??

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3分程度経過。色は申し分ないが、やはりジャンピングはあまり発生していない

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5分程度経過。まぁ..良し。初めてだから基準が分からない

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コップに注いだ様子

感想

まずアールグレイとは香りが全然違うことに気づく。アールグレイフレーバーティーであり、香り付けがされているとはいえ、そもそもの香りの種類?が全く別物だ。どちらかというと普段、リプトンのティーバックを使って淹れている紅茶の香りに近い。香りは問題ないが、味が渋すぎて自分の口には合わなかった。後から調べてみるとアッサムは強い渋みが特徴とある。なるほど...。元々、苦い物が苦手なので仕方ないなと思いつつ、茶葉を入れすぎたかとも反省。

初めて人に飲んでもらった

毎月、ビアードパパでシュークリームを買う日があり、付け合わせのお菓子があるという事で母の分の紅茶も淹れることにした。選んだ茶葉は少し自信のあるアールグレイ。安定した味が出せるようになっているはずなので、いつも通りの味が出せれば美味しいと思うが母の味覚に合うかは分からない

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1分程度経過。いつも通り良いジャンピングと色の濃さ。母が写ってしまった(霊みたいに言うな)

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3分程度経過。ナイス

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5分程度経過。いいね。もう書くコメントが無くなってきた

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コップに注いだ様子。ちゃんともう1つのコップにも注いでます。ここで初めて濃さが均等になるように、カップに紅茶を注ぐ順番を意識した。A, B, B, Aと淹れれば問題ないはず(A, B = 個々のカップ)

感想

自分にとってはいつも通りの味で美味しいと思うが、母の感想はいかに。「美味しい。いつもティーバックから作ってる紅茶よりも味が濃くて香りが凄く良い」とお墨付きを貰った。いいね

アッサムリベンジ

ストレートティーは渋すぎて下に合わなかったので「ミルクと相性が良い」という情報を信じてミルクティーにしてみることにした

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1分程度経過。アッサムでもジャンピングを確認出来る

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3分程度経過。初めてアッサムを入れた時より気持ちジャンピングが発生している(気がする)

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5分程度経過。香りもあるし色も良い感じ

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カップに注いだ様子。自分はこれぐらいの色が好き。ミルクは後入れ先入れ議論がある様だが、「イギリス王立化学協会 一杯の紅茶の完璧な入れ方」によると先入れとするのがベターらしい(MIF -> Milk In First)。偉い人の言葉に従って先入れにした

感想

ありえんぐらい美味しい。お店で出てくるミルクティーみたいな味がする(唐突な語彙力の崩壊)。いつも飲んでるミルクティーとは比べ物にならない。ミルクの後にしっかりと紅茶の風味がグワッと来る。アッサムの渋みもミルクのまろやかさで相殺されて、凄く飲みやすい。これは美味い...

総評

新しいことを始めるのは楽しいことだが中々、続けることが出来ない。こうして自身のブログを使って記録を取り、文字化しておくことで変化を感じることが出来て非常にモチベーション維持に良い。自分のためにと始めた紅茶だったが、人から評価を貰えると素直に嬉しい。ただ、続けるのではなく考えながら様々な施策を試すことで変化を感じる事が出来た。当初は渋すぎて茶葉を購入したことを後悔したアッサムだったが、ミルクを混ぜ合わせることで絶品な紅茶に変貌したことには驚きを隠せない。

参考文献